教会文化の習合の足跡

 ここでは西ヨーロッパのキリスト教の歴史を概観しつつ、文化的に民族宗教となる過程について考察していこうかと思います。
 その切り口として以下のトピックスを取り上げます。
 @讃美と会衆
  プロテスタント以降の会衆讃美と社会構造との習合の手法

 A教会の装飾文化
  中世以前の教会の装飾文化の民族的、思想的な習合の過程


 このふたつの視点を相対化して考察するうちに、ヨーロッパのキリスト教会の歴史が残した果実をストレートに吟味するのではなく、実際のアジア的現状に即した発展途上の教会形成に目を向けることを学びとりたいと目論んでいます。

 歴史的な流れでは、以下のように500年単位の文化背景があります。
 古代教父の時代→ゲルマン装飾工芸ゴシック聖堂会衆讃美
 このうち分量としては会衆讃美の比率が多いのですが、よい資料に出会えれば随時増やしていきたいと思っています。今後の500年がどういう時代になるのか? そうした疑問も添えて一緒に考えてみたく思います。




讃美と会衆

教会の装飾文化

【コラム】社会構造の
  ドラマ化とイエスの喩え




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