【人形劇】 最初のクリスマス

★登場人物(8名)
 マリア、ヨセフ(ヨセフはセリフなし)、天使
 羊飼いA:おっちょこちょいな役
 羊飼いB:いわゆる聞き分けの良い子ども
 博士1,2,3:博士1は年寄り。他はおじさん。
 ヘロデ王:背景に紙にでかでかと描く(ヨセフ役も兼ねる)
★その他(2名)
 (声だけ):進行役として讃美歌の指示などもする
 裏方さん:人形の手が足りないときの補佐(1名)


1. 受胎告知
(声だけ) ここはガリラヤの町ナザレ。そこに一人の乙女が住んでおりました。名はマリアといいます。
 天使 恵まれた女よ、おめでとう。
主があなたと共におられます!
 マリア (おどろく?)
 天使 恐れるな、マリアよ。
あなたは神から恵みをいただいているのです。
みよ、あなたは身ごもって男の子を産むでしょう。
その子をイエスと名付けなさい。
彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、彼はとこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう。
 マリア どうしてそんなことをおっしゃるの。。。
わたしはまだ結婚しておりませんのに!
 天使 聖霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたを覆うでしょう。それゆえに、生まれる子は聖なるものであり、神の子と唱えられるでしょう。
神にはなんでもできないことはありません。
 マリア わたしは主のはしためです。
お言葉どおり、この身に成りますように。


(声だけ) さて、このマリアにはヨセフという、いいなずけがおりました。マリアが身ごもっていることを知ったヨセフは町で噂にならないうちに、ひそかに婚約を取りやめようと考えていました。
ところが夢で天使がヨセフにこう言ったのです。
 天使 ダビデの子ヨセフよ。心配しないでマリアを妻としてむかえなさい。その胎内に宿っているのは聖霊によるのである。彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名付けなさい。彼はおのれの民をすべての罪から救うものとなるからである。
(声だけ) むかし預言者イザヤはこう語った。
『みよ、乙女が身ごもって男の子を産むであろう。
その名をインマヌエル「神はわれらと共にいます」と呼ばれるであろう。』
この預言はここに成就し、ヨセフはマリアを妻としてむかえました。

★讃美歌「エサイの根より」
※讃美歌の間、マリアとヨセフ、馬は右から左へ移動
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