礼拝演義 悔い改め
悔い改めの詩篇

【詩篇14】
 端唄です。室町の頃以来、唄に「なぞかけ」を忍ばせるのが流行りました。この唄でも「〜すりゃ、〜かぃな。そりゃ〜かい?」といった問答をします。ふつう掛け合いには粋なオチを忍ばせるのを楽しむのですが、この唄では神(エロヒム)さまとの気持ちのすれ違いが綴られ、オチ付かない空虚な間(ま)が連綿と続きます。しかし、人が罪に踊らされるさまを、神さまがじっと天から眺めていることも次第に明らかにされます。神さまは気持ちの通じ合う人の子=メシアを、私たちの内に探し求めておられるのです。












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