礼拝演義 神の言葉 | |||
信頼と感謝の詩篇 【詩篇126】 琉球の島歌をまねた巡礼と信頼の詩篇です。沖に出で行く人を見守りながら、アドナイしゃまが再び島へ、多くの恵みとともに引き戻してくださることを願って唄います。詩篇の世界は農耕を営んでいた人々だったので、種まきにまつわるささやかな願いが込められていますが、蓄えを犠牲にして将来の収穫にかける願いは農業に関わらず、あらゆる産物に共通の悩みであります。この願いを詩篇は身近な食物のことになぞらえながら、本当に必要な希望と勇気の源がアドナイにあることを認め、礼拝に赴く意義を質しています。それは離ればなれになった家族の行く末を案ずる島の人々に、時間と距離を超えた聖霊の絆が立ち現れる瞬間でもあります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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刈 り ぃ 穂 束 に ゃ 喜 び 唄 い 馳 せ 返 り |
種 粒 無 く ち ゃ 雨 風 吹 か れ 流 離 う よ |
涙 に 咽 ち ゃ 種 蒔 く お 人 ぞ 刈 り 入 れ よ |
ア ド ナ イ し ゃ ま が 囚 わ れ の シ オ ン 連 れ 帰 る |
露 の ネ ゲ ブ に ゃ 河 の 流 れ よ 潤 す よ |
唄 い 喜 び ゃ 偉 大 な 業 や ア ド ナ イ よ |
巷 ぎ ゃ 騒 ぎ ゃ ア ド ナ イ シ オ ン や 慈 し め |
唇 ゃ 笑 う 舌 鼓 唄 う 夢 心 地 |
ア ド ナ イ し ゃ ま が 囚 わ れ の シ オ ン 連 れ 帰 る |
詩 壱 百 弐 拾 六 篇 |